これだけでマイナス30分⌚️

時短術

どうも、残業20時間LIFE小学校教員のちゃんゆーです。

「先生って忙しい仕事だよね。」

ーこの言葉、教員人生1度は耳にする言葉ではないですか?

でも、それでは自分の時間なんて確保できずに、毎日疲労だけが溜まってしまう毎日に・・・

そんな皆さんに届けたい!!

始めよう!残業20時間LIFE

80時間さん
80時間さん

もう5時だけど、今日学習した算数ノートと国語ノートのチェック終わってな〜い。

20時間さん
20時間さん

毎日ノートのチェックしてないかい?それは、何のためにやっていることなの??

ノートチェックは誰のため?何のため?

まとめて見すぎてない?子どものノートとは!

何でノートをチェックしているの?

「あの子、今日はちゃんとノート書いてるかな。」

「忘れずにノートを書いているかチェックしないと。」

「今日はみんなきれいにまとめているな、よしよし。」

こんなことを思いながら、30人以上のノートを何教科も添削する日々。

特に、新任から何年かはコメントを入れたり花丸や評価をつけたり・・・。

しかし、ある子どもの一言に私の中から大きな疑問が生まれてきたんです。

「先生、どうやって書いたら成績があがるんですか?」

あれ、もしかして子ども達は、自分の成績のためにノートを書いているのか?

これは先生に見せるためのノートであり、自分のためのノートになっていないのでは・・・。

  • 授業中のノートは、黒板を写しておくことが最低条件であり当たり前のこと。
  • みんなが同じノートになるように指導していかなくてはいけない。
  • それをチェックするのは、担任の仕事であり当たり前の業務だ。

こんな考え方に陥っている先生方がいるのではないでしょうか?

80時間さん
80時間さん

え、みんな当たり前のようにやっているんじゃないの?

これは、ほんとうに子ども達の力になっているのか。果たしてこれが必要なことなのか。

何てこと考えていくと、ますます頭の中が大混乱していた当時を思い出します。

20時間さん
20時間さん

これを機に、1回頭の中を整理してみよう!!

あなたがやっているのは何チェック?

毎日30冊以上のノートをチェックする時間。

1冊1分と考えても、30分以上は取られてしまいます。

さらに、教科が増えると倍増していく時間。

コメントを書いたり、スタンプを押したりすることでさらに増えていく時間。

それだけの時間をかけて、何を得られていたのか・・・

正直、「書いているかの確認」

私はただそれだけでした。

もちろん、

「書ける漢字が増えてきたな。」

「説明が上手になってきたな。」

なんて思うことも多々あります。

でも、それってその場で言えば済むことではないのか?

と気づいてから、「ノートを集める」ことをやめてみました!

80時間さん
80時間さん

そんなことしたら、どうやって成績つけるの?

子ども達が、何もできなくなっちゃうよ・・・。

20時間さん
20時間さん

ただやめるだけではないよ!大事なのはここから!!

「ノートは集めません」その代わりに・・・

ノート集めをやめましたが、全て投げやり好き放題にしたわけではありません。

私が「ノートを集めない」代わりにやってきたことをいくつか紹介していきますね!!

セルフチェック表をノートに貼って、自分で自分のノートを評価する!

定期的にペアや友達とノート交流会を開催する!

授業中に、ノートのことについていろいろ話しかけるようにした!

結果はどうだったかというと・・・

思っていたより、何も困らなかった!

むしろ、子ども達が自分自身でいろいろな考えをもつようになりました。

「先生、今日いつもよりきれいにかけたから見てください。」って持ってきたり

「俺のセルフチェック、いつも5時間目だめだ〜。」なんて自己評価してたり!

ノートが「先生に見せるもの」から「自分の学びを記録するもの」

として機能してきたことを感じました。

ノートは評価対象ではなく、学びの道具である

担任の先生の仕事だと考えていたノートの点検。

これをすることで、子ども達の学力や自主性に繋がると思って時間をかけて取り組んでいました。

しかし、その点検をやめて学力や自主性が下がったかと言われれば、

全くそんなことは起きませんでした。

それよりも、ノートというものが子ども達を

見なければいけないいけない →価すべきもの」

ではなく

子ども達自身がこれから活用できるものにする →「支援すべきもの」

という考えに変わりました。

80時間さん
80時間さん

伝え方や考え方で、こんなに大きく変わるものなの?

20時間さん
20時間さん

学級に適したやり方を探しながら、一緒に取り組んでいくからこその結果だね!

・どのような言葉でまとめると分かりやすいのか

・色分けやふせんなどの活用方法

・自分意識と相手意識のノート整理

など、「黒板を写すこと」ではなく「使い方や活用方法をみんなで考えたり、交流したりすること」

このほうが、よっぽど価値があるものだと気付くことができました。

自分の気持ちがスッキリすることで、子ども達への伝わり方も変わっていきます。

「素晴らしい」

と赤ペンで書いてあるよりも

「ちょっと見てみて、このまとめかた見やすいよね。素晴らしいじゃん。」

とその場で伝えてあげることで十分なんです!

まとめ

「見ない🟰放任」ではない! 時間と学びを生む選択を!

ノートを集めることをやめましたが、子ども達は、ちゃんと学び、記録し、成長していきます。

先生自身が「見なければいけないもの」「評価対象のもの」と思い込んでいませんか?

考えを変えることは難しいことです。

もちろん、ノート指導や評価も0ではありませんし、大変意義あるものだと思います。

ただ、その視点を少し変えてあげることで、やり方を少し工夫してみることで

新しい時間が生まれてくることも事実です。

子ども達の時間、自分の時間を有効活用するためにも、ぜひ考えられてみてください!

思っている以上に、素敵な変化が見られますよ!!

80時間さん
80時間さん

僕も一回、子ども達に話をしてみようかな・・・。

20時間さん
20時間さん

自分にも、子どもにも素敵な変化が生まれるはず!まずはやってみることだね!!

コメント

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